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もみかえしでだるいのはなぜか|原因・対処法・いつ抜けるかを整体師が解説

施術を受けた後、体がだるくて動けない。

施術中は気持ちよかったのに、終わってしばらくしたら体が鉛のように重い。眠い。何もする気が起きない。これって正常なのか、それとも体に悪いことが起きているのか。不安になって調べている方がいる。

施術後のだるさには、体の回復の過程として起きるものと、施術の刺激が強すぎた結果として起きるものがある。だるさの正体を理解することで、適切に対処できるようになる。


目次

もみかえしのだるさとは何か

体の中で何が起きているか

施術後のだるさは、筋肉への刺激によって体に複数の変化が起きた結果として現れる。

施術で筋肉がほぐれ・血行が促されると、それまで滞っていた血流が一気に動き始める。筋肉に溜まっていた老廃物が血中に流れ出し、体がそれを処理しようとする。この処理の過程で、体がだるさ・重さ・眠気を感じやすくなる。

施術が強すぎた場合は、筋肉に微細な損傷が生じてもみかえしの炎症反応が起き、その回復のために体がエネルギーを使うことでだるさが強まることがある。

自律神経の切り替えも関係する。施術中に副交感神経が優位になると、体が修復・回復モードに入る。このモードへの切り替えがだるさ・眠気として現れることがある。

だるさと痛みの関係

施術後のだるさは、もみかえしの痛みと同時に出ることがある。

筋肉への刺激が強すぎた場合、炎症による痛みと・老廃物の処理によるだるさが重なって現れやすい。だるさだけが出る場合は老廃物の処理・自律神経の切り替えが中心、だるさと痛みが両方出る場合は施術の刺激が強すぎた可能性が考えられる。

だるさが全身に広がる感覚なら老廃物・自律神経の関与が大きく、特定の部位の痛みを伴うだるさなら施術の刺激の強さが関与している傾向がある。


だるさが出る原因

施術の刺激が強すぎた場合

施術後のだるさの原因として、施術の刺激が体の許容範囲を超えていたことがある。

強い刺激で筋肉に微細な損傷が生じると、体はその修復のためにエネルギーを使う。この修復プロセスがだるさ・倦怠感として現れやすい。施術後に強いだるさと痛みが同時に出る場合、刺激が強すぎた可能性が高い。

初めて施術を受ける方・久しぶりに施術を受ける方は、体が刺激に慣れていないためだるさが強く出やすい。

老廃物の流出と処理

施術で血行が促されると、筋肉に溜まっていた老廃物が血中に流れ出す。

体はこの老廃物を肝臓・腎臓で処理し・排出しようとする。この処理の過程で、一時的にだるさ・重さを感じやすくなる。慢性的に筋肉が固まっていた方・長年ケアをしていなかった方ほど、流れ出す老廃物が多くだるさが強く出やすい傾向がある。

自律神経の切り替え

施術によって副交感神経が優位になると、体がリラックス・修復モードに入る。

日常的に交感神経が優位な状態が続いている方、慢性的なストレス・睡眠不足が続いている方ほど、施術後の副交感神経への切り替えが強く現れやすい。緊張状態が続いていた体が一気に緩むことで、だるさ・強い眠気として現れる。この場合のだるさは体が休息を求めているサインといえる。


もみかえしのだるさ・好転反応・体調不良の見分け方

もみかえしによるだるさの特徴

もみかえしや施術後のだるさであれば、以下の特徴が当てはまりやすい。

期間が短い。通常24〜48時間以内に落ち着く。日を追うごとにだるさが軽くなっていく。

施術を続けるうちに同じだるさが出にくくなっていく。体が施術に慣れてくることで、だるさとして感じる変化が徐々に減っていく。

だるさがありながらも、施術前と比べて体のどこかが楽になった感覚が混在している。

好転反応との違い

施術後のだるさは、好転反応の一種として現れることが多い。

好転反応は施術によって体の状態が変化する過程で一時的に現れる回復の反応で、だるさ・眠気・体の重さが中心だ。もみかえしは施術の過剰な刺激による炎症反応で、痛みを伴うことが多い。

だるさだけなら好転反応的な変化、だるさと強い痛みが両方あればもみかえしの要素が強い、という見分け方ができる。どちらも通常は数日で落ち着くが、もみかえしの痛みが強い場合は施術の刺激量が体に合っていなかった可能性が考えられる。


だるさはいつ抜けるか

施術後のだるさは、原因によって抜けるまでの時間が変わる。

老廃物の処理・自律神経の切り替えによるだるさは、通常24〜48時間以内に落ち着くことが多い。施術当日の夜にだるさのピークが来て、翌日・翌々日にかけて徐々に楽になっていく経過をたどりやすい。

施術の刺激が強すぎたことによるだるさ・もみかえしを伴う場合は、もう少し時間がかかることがある。それでも通常3日以内には落ち着いていくことが多い。

だるさが5日以上続く・抜ける気配がない場合は、施術後のだるさ以外の原因が関係している可能性がある。この場合は医療機関への相談を優先してほしい。

施術を定期的に受けている方・体が施術に慣れてきた方は、だるさが出にくくなっていく。それは体が適応してきているサインといえる。


だるさを早く抜くための過ごし方

当日の過ごし方

施術当日は、だるさを感じているならむしろ積極的に休んでほしい。

だるさは体が修復・回復している時間のサインだ。無理に動こうとせず、体を休めることが回復を早める。眠れるなら早めに眠ることが体の変化を定着させる。

水分を十分に摂ることが助けになる。施術で血行が促され老廃物が流れ出した状態では、水分を摂ることで処理・排出が進みやすくなる。施術後はいつもより意識して水分を補給してほしい。

施術当日は激しい運動・長時間の同じ姿勢・深酒を避ける。体が変化しやすい状態にある施術後は、できるだけ体を休める時間として扱うことが回復を助ける。

回復を助ける習慣

十分な睡眠をとることが体の回復を最も支える。筋肉の修復・老廃物の処理は睡眠中に進む。だるさを感じている日こそ早めに休む習慣が回復を早める。

入浴で体を温めることも回復を助けやすい。施術後に体が温まっている状態なら、ぬるめのお湯でゆっくり入ることで血行がさらに促されやすい。ただし施術直後の長時間の熱い入浴は体への負担が大きくなりやすいため避けたい。

軽い水分補給と栄養を確保することも体の処理を支える。だるさが強いときは無理に食べる必要はないが、消化に負担の少ない食事を心がけることが体を休めることにつながる。


だるさを繰り返さないために

施術のたびに強いだるさが出る場合は、施術の刺激が体に合っていない可能性がある。

施術前に施術者にだるさが出やすいことを伝えることが大切だ。前回施術後にだるさが強かった・体調が本調子ではない・疲れがひどい。こうした情報を伝えることで、施術の圧・時間を調整してもらいやすくなる。

毎回強いだるさが続く・何ヶ月通っても出続ける場合は、施術の内容・強さを見直す必要がある。前述の通り、強い刺激ほど効くというのは誤解で、深部の緊張は繊細なアプローチでゆるんでいくものだ。

体の状態に合わせて施術を調整してくれる施術者を選ぶことが、だるさを繰り返さないための基本になる。

施術後のだるさは、体が変化しているサインであることが多い。だるさの正体を正しく理解したうえで、適切に体を休めることが回復への近道になる。

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【免責事項】
この記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、医療的な診断・治療を代替するものではありません。体型改善・ダイエットを目的とする場合は、医療機関や専門家への相談をおすすめします。体の不調が続く場合は、医療機関への受診を優先してください。
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この記事を書いた人

厚生労働大臣指定・柔道整復師専門学校の提携校、東京MTC学院の整体師・セラピストが監修する、体の悩み専門メディアです。

肩が重い、腰がだるい、顔がむくむ、姿勢が気になる日常の体の不調は、正しく原因を知ることで必ず改善できます。
難しい専門用語を使わずわかりやすくお伝えします。

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